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2010年1月19日 (火)

暴君ネロの別荘跡

このところ、どっぷりグレーな冬の日々だったのですが、この前の土曜日、久しぶりに気持ちのいいお天気だったので、6キロ離れたお隣の町Anzio(アンツィオ)まで、自転車で散歩してきました。*^^*

ここは、あの皇帝ネロの生誕の地で、海岸沿いにその別荘跡が残っています。

Nnn_067左に海、右手に別荘の壁跡。夏の夜には、この壁の前でギリシャ悲劇が演じられます。

母や師、そして妻まで殺し、ローマに火をつけ、キリスト教徒を迫害・惨殺した、その狂気ぶりから暴君と呼ばれたネロ。
最後は自分の喉に剣を差して、自らの命を絶ちます。

Nnn_095 その崖の上には、別荘の土台が残っています。


『奢れるもの久しからず・・・』

Nnn_008 専用(?)の、船着場跡。

しかし、当時の異常な権力争いや親子関係から、その狂気は、いったいどこから来たのか?
時代が、一人の人間を狂わせていった・・・とも、考えられるのです。

Nnn_047 静かに翳りゆく、冬の地中海

今も昔も変わらず、寄せては返す、波。

解放奴隷の女性を愛し、音楽好きだった少年の頃・・・翳りゆくさざ波を見て、心穏やかなひとときがネロにもあったのかな・・・・・と、思った夕暮れでした。

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