ローマのオペラ座
イタリアのオペラ座といえば、ミラノのスカラ座が有名ですが、もちろん首都ローマにもオペラの劇場はあるんです。
前々から行きたかったのですが、先日やっと訪れることが出来ました・・・ イタリア語で、《テアトロ・デル・オペラ》となります。外見は、1926年改築です。
劇場を入り、入り口の制服を着たスタッフにあらかじめインターネットでホームプリントしたチケットを見せると、カーブした狭い廊下を、案内してもらえます。
ちょーっと古くさい、昔のホテルの廊下みたいです・・・ 馬蹄型の劇場の形に合わせて、湾曲した廊下。
ホテルの一室みたいなドアを鍵で開けて・・・『ハイ、こちらです』・・と。
小さな控えの間の後に、、、おおお、桟敷です。4人用ボックス席です。
初めて目にすると、さすがに、かなり感激します。内装のオリジナルは、1880年のもの。
19世紀後期の香りが漂っています・・・
その当時は、着飾った紳士淑女たちで、どんなに華やかだったことでしょうか・・・
今でも、やっぱりこういうところはジーンズで行ってはいけませんね。(もちろん入れますが・・・)
やはりクラシカルにお洒落をしてこそ、芸術に対する礼儀というもの・・・
でも、日本の大劇場に慣れていると、あれ?って言うくらい人間的なスペース(つまり小さい)のです。
座席は2.200席余りとのこと。
私たちの席はかなり舞台近く、オーケストラボックスもよく見えます。
ところで、このパルコと呼ばれる桟敷は、早いもの順に案内されるので、ちょっと早めに行って、手すりに近い場所をゲットするのも、コツです。
フィナーレのシーン。ちょっと顔を突き出せば(笑)、舞台全体も見渡せます。
この桟敷席で、25ユーロでした。日本語でチケットを購入出来るサイトもありますので、ローマにお泊りの際は、お好きな演目があれば、ぜひお勧めします。上演が終わると、劇場前に沢山タクシーが待っているので、帰るのも安心。(*^^*)テルミニ駅の割と近くです。