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2012年2月21日 (火)

ローマのオペラ座

イタリアのオペラ座といえば、ミラノのスカラ座が有名ですが、もちろん首都ローマにもオペラの劇場はあるんです。
前々から行きたかったのですが、先日やっと訪れることが出来ました・・・
001 イタリア語で、《テアトロ・デル・オペラ》となります。外見は、1926年改築です。

劇場を入り、入り口の制服を着たスタッフにあらかじめインターネットでホームプリントしたチケットを見せると、カーブした狭い廊下を、案内してもらえます。
ちょーっと古くさい、昔のホテルの廊下みたいです・・・

015 馬蹄型の劇場の形に合わせて、湾曲した廊下。

016 ホテルの一室みたいなドアを鍵で開けて・・・『ハイ、こちらです』・・と。

017 小さな控えの間の後に、、、おおお、桟敷です。4人用ボックス席です。

019 初めて目にすると、さすがに、かなり感激します。内装のオリジナルは、1880年のもの。

19世紀後期の香りが漂っています・・・
その当時は、着飾った紳士淑女たちで、どんなに華やかだったことでしょうか・・・
今でも、やっぱりこういうところはジーンズで行ってはいけませんね。(もちろん入れますが・・・)
やはりクラシカルにお洒落をしてこそ、芸術に対する礼儀というもの・・・

でも、日本の大劇場に慣れていると、あれ?って言うくらい人間的なスペース(つまり小さい)のです。
座席は2.200席余りとのこと。

022 天井のフレスコ画と、真ん中には巨大なシャンデリア。

025 私たちの席はかなり舞台近く、オーケストラボックスもよく見えます。

ところで、このパルコと呼ばれる桟敷は、早いもの順に案内されるので、ちょっと早めに行って、手すりに近い場所をゲットするのも、コツです。

028_2 さて、演目は〈コッペリア〉。クラシックバレエです。

032フィナーレのシーン。ちょっと顔を突き出せば(笑)、舞台全体も見渡せます。

この桟敷席で、25ユーロでした。日本語でチケットを購入出来るサイトもありますので、ローマにお泊りの際は、お好きな演目があれば、ぜひお勧めします。上演が終わると、劇場前に沢山タクシーが待っているので、帰るのも安心。(*^^*)テルミニ駅の割と近くです。

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