パルマの大きな骨董市
パルメジャンチーズと生ハムで有名なパルマで、年に2回開かれる、大きな骨董市に行ってきました。
骨董市といっても、屋外ではなく見本市用のパビリオンで開かれる、イタリアでは最大級規模のアンティークフェアです。
とにかく、広くて、2日では全部見れるかどうか・・・といったところ。
1日の、始めの2~3時間は集中しているのだけど、最後の2~3時間は、もう歩いているだけ・・・って感じのウォーキング状態。
普段見れないようなものが見れるので、勉学の為にも行っています。
ぐるぐる見て回りながら、「へぇ~、こんなものもあるんだぁ~」とか言ってる私。
「お前さん、まだまだ、勉強も知識も足りないねぇ・・・」とつくづく思います。
価格設定は、青空の下よりも、かーなり高めです。笑。
ディスプレイが、感心するほど毎年かっこいいブースがあるので、ご紹介。
カントリー雑貨を扱うこのブースは、ディスプレイが色分けされていて、
エナメルの微妙なトーンの違いを楽しめます。
なんだか混沌として、どこまでもシャビー。
そして、どの角度から見ても迫力~!
人形は衣装を着て、教会で聖人として飾られていたもの。
木彫りのピノキオは、お話の中のオリジナルそのもの!
かすんだグレートーンが、不思議な郷愁の独特の世界で、、、
何を自分の家の中に取り込めるか?と考えると、かなり疑問なんだけど・・・でも良く見ると、Early Summerで扱ったことのある薬局の箱もありました!
後の白いドットは、カメオの見本として用いられた石膏を固めたもの。
古い家具も、マイペイントすると、またいい感じ。。。の例。
大理石の井戸の囲いとか噴水とか、「持ってくるだけでも大儀じゃのぅ・・・」という出品もある。 大理石を彫った井戸の囲いです。重いー!お持ち帰りは無理だな・・・
インダストリアルなアンティークもあります。
昔のお店の看板に使われていた、アルファベットです。
ミッドセンチュリーのオフィス家具は、ハードでロフトな雰囲気が魅力。
結構壊れやすいものや絵画も、床に直に置かれてディスプレイされたりしてるのに、なぜかペット持込自由で・・・
ワンちゃん連れて歩いてるお客さんも多いし、お店にも看板犬がいて、、、
しっぽを振って出迎えてくれたり、おもちゃを持ってきて遊びに誘われたりします。笑。
ボク、お客さんにかまって欲しくて・・・ご主人様に怒られちゃったよ。
ちょっと遠いけど行く価値はある、やっぱり楽しいパルマなのでした。
(もちろん生ハムも堪能してきました・・・*^^*)