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2017年2月20日 (月)

アンティークロングチェーン

先日、アンティークのチェーンを5品、NewUpしました。www.tesoroantique.com

今日は、そのロングチェーンについて。

150cm以上もあるロングチェーン、日本では良く「マフチェーン」と呼ばれていますが、イタリアのディーラーの間では、ロニエットや虫眼鏡、時計を下げるチェーンという認識です。
ロニエットとは、携帯用の眼鏡。

確かに絵画の中にも、そういう使い方をよく見ます。

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1826年、英国。

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1841年。

確かに今でも真似できる使い方。
老眼鏡をおもむろにバックから取り出すより、優雅。

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1820年。

これは、懐中時計やペンダントを吊り下げた例。

チェーンも、首から下げるというよりも、後ろは少し下がるぐらいに、肩にゆったりと掛けて、オブジェ部分は、ベルトやサッシュに差し込んだのでした。

また、ベルトに通したりもしてたようで、これも確かに首からつるすよりも肩が凝りません。(笑)

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1822年。これもロニエット。ベルトに挟んで。

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17世紀。羽根の扇をかけています。

また、ブローチペンダントを引っかけたのを、服にブローチとして留めてしまうのも、今でもできそうです。
紛失防止にもなります。*^^*

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ルネッサンス期の凝ったチェーンです。

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ブローチピンの付いていないペンダントを、このようにして。

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胸元にそっと挟むのも、なかなか憎い演出。

でも、アンティークのチェーンは、現行のものに比べて軽いです。

ネックレスはしたいけどすぐ肩が凝ってしまう方にも、工夫次第で、お洒落に楽に着けこなせます。
また、現在のお洋服とも、難なく合わせられます。
19世紀のものはハンドメイドですので、金属を何度も叩いて、、、という作業を繰り返すため、金属が締まって強いです。
安心して使えます。

長い年月を経て、まろやかさも増したチェーン、アンティークジュエリー好きとしては、1本は手元に欲しいアイテムですね。


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