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2017年9月

2017年9月 6日 (水)

トスカーナ地方の、アグリツーリズモ

トスカーナ地方の、アグリツーリズモに、今夏、初めて泊まりました。

と言っても、何か農業手伝いなどをしたわけではなく、、、ブドウやオリーブの収穫とかですが、、、また農家ではなく、もともと貴族の別荘だったとかで、しかしなかなか快適な宿でした。

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トスカーナ地方の、モンテプルチャーノ近郊です。

モンテプルチャーノはワインの産地としても有名です。
Rosso Montepulcianoは、私には少しあっさりしすぎですが・・・
フルボディの赤が好きなので・・・*^^*

この葡萄畑が、離れて見るとストライプ上になって、トスカーナの丘の風景の特徴になります。

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縦型は、棚型より、収穫し易いです。

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葡萄畑の中の入り口。

そして、もちろんトスカーナ地方のオリーブも、先祖代々から続くもの。

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オリーブの収穫は、葡萄の少し後。10月初旬。

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古の、オリーブの農作機が置いてありました。

左の石の車輪の下に、収穫したオリーブを入れ、馬や牛をつないでゴーリゴーリと潰します。
その後、右の搾取機に入れ、上から重しをして、オリーブ汁を濾しだしました。

オリーブオイルは、地方によって土地によって、味がかなり違います。
お気に入りを探すのも、イタリアの旅の楽しみです。



 

2017年9月 2日 (土)

リチャード・ジノリの、フィレンツェ本店。

フィレンツェに来るときは、いつも忙しくて、何度かお店の前を通ったことはあるけれど、入ったのは初めての、おそらく、いや確実にリチャード・ジノリの本店。

1735年の創業当時から20世紀初頭までのアンティーク・ジノリは、お店で扱っているけれど(www.tesoroantique.com)、現行品もきりりとしたデザインで、美しい。

また、1700年代の意匠が未だ継承されているのにも、驚く。

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1735年、ジノリ侯爵によってフィレンツェ近郊の自領ドッチャにて創業。

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ウインドーには、彩色に使われる顔料や、ハンドルのサンプル展示。

店内に入ると別世界。もう、うっとりです。
ディスプレイも完璧。お金持ちになりたくなります。笑。

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撮影は、自由。

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モダンとクラシックの融合。日本でも人気の、ベッキオ・ホワイトシリーズ。

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ガラス張りテラスのイメ―ジも素敵でした。

実は2013年に破産宣告を受け、今はグッチの子会社となったイタリアのGINORIですが、それでもなお、生き延びてくれてよかった。

お店は、フィレンツェ駅からドゥーモ(大聖堂)に行く間に、寄れる位置です。
お時間のある方は、是非。


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