リチャード・ジノリの、フィレンツェ本店。
フィレンツェに来るときは、いつも忙しくて、何度かお店の前を通ったことはあるけれど、入ったのは初めての、おそらく、いや確実にリチャード・ジノリの本店。
1735年の創業当時から20世紀初頭までのアンティーク・ジノリは、お店で扱っているけれど(www.tesoroantique.com)、現行品もきりりとしたデザインで、美しい。
また、1700年代の意匠が未だ継承されているのにも、驚く。

1735年、ジノリ侯爵によってフィレンツェ近郊の自領ドッチャにて創業。

ウインドーには、彩色に使われる顔料や、ハンドルのサンプル展示。
店内に入ると別世界。もう、うっとりです。
ディスプレイも完璧。お金持ちになりたくなります。笑。

撮影は、自由。

モダンとクラシックの融合。日本でも人気の、ベッキオ・ホワイトシリーズ。

ガラス張りテラスのイメ―ジも素敵でした。
実は2013年に破産宣告を受け、今はグッチの子会社となったイタリアのGINORIですが、それでもなお、生き延びてくれてよかった。
お店は、フィレンツェ駅からドゥーモ(大聖堂)に行く間に、寄れる位置です。
お時間のある方は、是非。