英国の銀の刻印
今日は久々に、アンティークに関する話題です♪
昨日、ローマで見つけたシェフィールド(シルバープレート)のバングル。
楕円の打ち出しの面と、大きさがカッコいいな~、と思わず一目惚れ。




うふふ。


反対側から・・・
お、イニシャルの彫もあります。

もちろん手彫り。Cですね。

裏から。
このゴリゴリっとした刻印も、このバングルのデザインの一部になってます。
もうお分かりですね。
これは、19世紀のスプーンをバングルにしたもの。
こういうアートは時々見かけるのだけど、このバングルは造形が元の形を離れて良く出来てると思い、求めてしまいました。

で、今回のお題は、この刻印です。
銀製品の刻印は、手持ちの本にもある程度は載っていて、それを参考にしていたのだけど、今回はシルバープレートです。
便利な時代になりました。
インターネットで調べられるサイトを見つけました。
http://www.silvercollection.it/silverplatehallmarks.html
英語ですので、ちょっと根性が要りますが、シルバープレートのみならず、スターリングシルバーの刻印も、全鑑定所分載ってます。
おかげで、昨晩はまた夜更かし。笑。
お手元に???という銀製品がありましたら、調べてくださいね~!
『英国の銀世界、ふしぎ発見!』的で、楽しいです。
しかし、英国人って収取癖も凄いもんだなーと、大英博物館で思いましたが、それを整理することにも長けてますよね。
きっと銀製品も同じなんですね。
『銀800』としか刻印を打たなかった(もしくは、全くないか・・・)イタリアとは、流石に違う。笑。
良きも悪しきも、確かに、国民性の違いと思います。
