セローネ・山間の小さな村の、ワイン試飲祭り
8月11日、Serrone (セローネ)という、小さな街のワイン祭りに行ってきました。




















8月11日、Serrone (セローネ)という、小さな街のワイン祭りに行ってきました。
この頃、はまってるもの。いわゆる、マイ・ブーム。
2月は謝肉祭の月、、、英語でカーニバル、イタリア語でカルネバーレ!
ここネッツーノの小さな街でも、ベネチアなどと比べるとささやかですが、仮装を楽しむお祭りが行われます。
昼間の主役は、子供たち。
男の子は、怪盗ゾロやカウボーイ、女の子はやっぱりお姫様が主流・・・
特に女の子は外出のたびにドレスを着込みたいらしく、この時期の親御さんはそれなりに大変です。
この、紙ふぶきを『アレグリーア!』と叫びながら撒き散らします。で、カーニバル期間中は、常に道路は紙ふぶきだらけ・・・
ポケモンやクッキーモンスターも、人気。
やっぱり、お猿にはバナナでしょう・・・
小さい子には着ぐるみもナイスチョイスです。なんたって2月だから寒いからね。
これだと防寒対策もばっちしです。
カウボーイ?いや、メキシコの親父か?やぶにらみの表情、さまになってるよっ!
こちらのインディアン・ポニー、可愛すぎ。。。。
夜になると、今度は大人たちの出番。
近所のクラブへ繰り出します。
赤頭巾ちゃんと狼の扮装カップル。役者が反対なのがいいですよね・・・苦笑。
懐かし70年代の、ヒッピーお姉さん達。
『世界は、Love&Peace よぉ。』 『オー、イェイ~!』
今日のこの近所のクラブのバンドはビートルズで・・・(特に誰にも似てませんが・・・笑)
で、オーナーの扮装は・・・ジョン・レノン。。。(←皆さん、彼に見えますか?*^^*)
『John, I miss you!』『Oh,,, Yoko, I love you!』と、挨拶を交わしたのでした。
ホントに、みんないい年して良くやるよ~。
こちらは、イタリアのカーニバルのお菓子。キャッキァレ(=お喋り)という名。または、ブジア(=嘘)と呼ぶこともある。すごーく的を得たネーミング!
えっ、私ですか?
劇団四季『Cats!』やってみました、にやぁ~!
来年は着ぐるみも着ようかな~?
大人用、売ってないか・・・うーん。
イタリアでも、桜が満開となりました。
日本のような、見上げれば桜色の雲に覆われような、そんな大木や桜並木は無いのですが、街中にもぽつぽつと、所々で春を告げています。
去年まで気が付かなかったのだけど、いつも行く郵便局の裏に、3本の桜の木があるのを発見したのでした~♪
あれ、桜???いつも通っている道なのに、今まで気が付かなかった・・・
桜の命は短いのね。
この近辺では、地中海性気候に適した椰子の木と、ローマの松が基本的植物体系。
でも、その後ろにけなげに咲く桜を見つけたのでした。*^^*
急いで、家に帰ってカメラを手に取り、再び現場へっ!
ソメイヨシノに比べると、ピンク色が濃く、またやや小ぶりの花弁。
赤紫の葉が一緒に少し出る、葉桜です。
でもやっぱり、桜は良いですね・・・
東京で会社のお昼休みに、お弁当のお寿司を買って、近くの外堀の桜を見に行ったのを、懐かしく思い出しました。*^^*
イタリアのオペラ座といえば、ミラノのスカラ座が有名ですが、もちろん首都ローマにもオペラの劇場はあるんです。
前々から行きたかったのですが、先日やっと訪れることが出来ました・・・ イタリア語で、《テアトロ・デル・オペラ》となります。外見は、1926年改築です。
劇場を入り、入り口の制服を着たスタッフにあらかじめインターネットでホームプリントしたチケットを見せると、カーブした狭い廊下を、案内してもらえます。
ちょーっと古くさい、昔のホテルの廊下みたいです・・・ 馬蹄型の劇場の形に合わせて、湾曲した廊下。
ホテルの一室みたいなドアを鍵で開けて・・・『ハイ、こちらです』・・と。
小さな控えの間の後に、、、おおお、桟敷です。4人用ボックス席です。
初めて目にすると、さすがに、かなり感激します。内装のオリジナルは、1880年のもの。
19世紀後期の香りが漂っています・・・
その当時は、着飾った紳士淑女たちで、どんなに華やかだったことでしょうか・・・
今でも、やっぱりこういうところはジーンズで行ってはいけませんね。(もちろん入れますが・・・)
やはりクラシカルにお洒落をしてこそ、芸術に対する礼儀というもの・・・
でも、日本の大劇場に慣れていると、あれ?って言うくらい人間的なスペース(つまり小さい)のです。
座席は2.200席余りとのこと。
私たちの席はかなり舞台近く、オーケストラボックスもよく見えます。
ところで、このパルコと呼ばれる桟敷は、早いもの順に案内されるので、ちょっと早めに行って、手すりに近い場所をゲットするのも、コツです。
フィナーレのシーン。ちょっと顔を突き出せば(笑)、舞台全体も見渡せます。
この桟敷席で、25ユーロでした。日本語でチケットを購入出来るサイトもありますので、ローマにお泊りの際は、お好きな演目があれば、ぜひお勧めします。上演が終わると、劇場前に沢山タクシーが待っているので、帰るのも安心。(*^^*)テルミニ駅の割と近くです。
イタリア人は、みんな海が好き~♪日本人が桜が好きなのと、良く似てる~♪
夏と言えば、とりあえず海・海・海・・・ ここは近所のビーチ。名付けてLuna&Sole(月と太陽)といいます。
確かに日暮れ時になると、海に太陽が沈み、陸側には月が上がります。
とても庶民的&平均的な、みんなの海岸です。 で、海辺で何をするかというと、ボーと海を眺めたり、肌を焼いたり、友達としゃべったり、トランプしたり・・・
↑モデルは、小麦色のマーメイド?友人のイバーナ。
パラソル無くったって、周囲に沢山生えてる葦の枝で、ちょちょいっとテント作り! 潮風に飛ばされないよう、フリンジを一つ一つ結んであります。なるほどー。
この辺の海はとても遠浅。海の中でサッカー???は、流石イタリア男子!
こちらは、イタリアの伝統的カキ氷さん。グラッタキッケと呼びます。2ユーロなり。
『アタシは、イチゴ味』 『ボクは、メロンー♪』
四角い氷の塊を、金属の爪みたいなもので、ガリガリ削って、懐かしーい(?)着色料いっぱいの甘ーいシロップを掛けてくれます。
ゴロゴロと日がな寝転がる人々の前を、数多くの≪移動ショップ≫が、通り過ぎていきます。 髪留め、アクセサリー、プラスチックの腕時計・・・『お父さん、出稼ぎご苦労様です*^^*』
こちらは、水着屋さん。
お値段は、かなりお値打ちです。試着出来ないのが、ちょっとね・・・笑。
他にも、麦藁帽子専門店、ビーチサンダル専門店、サマードレス専門店、パレオ専門店、ネックレス専門店、はたまたココナッツやスイカ売り、、等、とりどり。 こうして、日が暮れるまで、海岸でのんびり過ごすのが、イタリア人の夏の幸せ・・・
リッチなバカンスでなくても、ゴージャスなリゾートでなくても、こうやってお金を掛けずに 楽しめる砂浜が近くにあるってことは、幸せなことですね。*^^*
イタリアの普通の町では、大抵週に一度、ローマやミラノなど大きな町では、毎日場所を変えて、『メルカート=青空市場』が開かれます。
私も住む町では、毎週木曜日の午前中です。
左がアメリカ人墓地で、その横の道で開かれるメルカート。
この日は、朝早くから、買いだめのお客さんの車で、もう近くの道路はいっぱいです。
生鮮食品から、雑貨まで、大抵の日用品は、なんでもあるんです。
でも、やっぱり、私は野菜類がお目当てかな~♪
スーパーに比べれば断然安くて、新鮮。 『ヘい、いらっしゃい、奥さん!今日はおまけするよぅ~!』
威勢の良い、リズム感抜群な呼びかけは、日伊同じ。笑。 基本的にセルフサービス。
紙袋にササッと入れるシニョーラの手は素早く、野菜を瞬時に見分ける目は厳しい。
で、少なくなった商品を補充する旦那の手は、もっと素早い!
いいねー、このスピード感!
お隣は果物のコーナー。旬のイチゴに洋ナシやオレンジ。
イタリアはさすがに果物は豊富。
今の野菜の旬といえば・・・アスパラガスに・・・
カルチョーフィ(アーティチョーク=朝鮮アザミの蕾)でしょう・・・
野菜の苗屋さんは、今がかき入れ時!
こちらはチーズやソーセージのお店。
おじさんが切っているのは、イタリアではおなじみの豚の丸焼き=ポルケッタ。
ベッドシーツや洋服、靴などの衣料品もあります。
ピン留めや手芸用品のお店は、なんだかとても懐かしい雰囲気です。
最後まで行ったことないんだけど(笑)、、、
1キロ~2キロぐらい続く、庶民の市場です。
次回は、このメルカートで買った、旬のカルチョーフィのお料理をご紹介しますね♪
今日は、隣町にある友人のレガトリア・・・製本所ヘお邪魔してきました。
女主人のシルビア。地中海サンゴのデザインが素敵な、オリジナルのアルバム。
シルビアは、もともと舞台や映画の衣装をデザインするコスチューム・デザイナーでしたが、3年ほど前から、引退した両親の後を継いで、製本所を営んでいます。
基本は製本業・・・卒業論文などの製本を請け負っています。 一番目の写真の、彼女の後ろの棚は、今でも使われている活字版入れのプリンタートレイ。
Early Summerでも、一度ハミルトンのプリンタートレイを扱いましたが、こちらは現役。
金のプレス文字用です。皮の表紙などに金のプレス文字を押すのが、古典的正統派。 このように、アルファベットを並べて・・・
金箔を重ねて、手押しでプレスします。
こちらの本の背に糸を通して束ねる機械は、かなりのアンティーク・・・
博物館から寄贈して欲しいと言われているんですって・・・ そして、これまた風情のあるこの機械で、プレスして形を整えます。
最新作の、パッチワークのような立体的な表紙が楽しい、オリジナルの手帳。
しかし、元コスチューム・デザイナーだったシルビア。本来持つ創造性を生かして、お得意の生地やリボン、また和紙のような扱いや手描きで、オリジナルの住所録やアルバム、手帳などを、一つ一つ手作りしています。 奥のアトリエには、素材のリボンや生地がいっぱい・・・
どこか和のチギリ絵のよう・・・ハンドペインティングの、レシピ帳。19ユーロです。
こちらは暖かなテクスチャーが魅力的な、アルバムとメモ帳。
パートナーのマルコが作る、近所の海岸の石や貝の額装も、なかなか良い雰囲気♪
1個、7ユーロ。 私は迷った末、左の白一色で和紙みたいな面白い加工のされた、アートな住所録を買いました。19ユーロ!
ホントに一つ一つ可愛いので、見ていてどんどん時間が経っちゃう・・・
オリジナルだし、手ごろなお値段で、プレゼントにも良い感じ。
ご希望の方には、原価にて販売致します。お荷物の隙間に入れられると思います。
ご質問があれば、ご遠慮なくお尋ねくださいね。*^^*
今回は、イタリアの友人、『日本、大~好き♪』な、アンナリビアのこと。お店に載せる、ファーの帽子の撮影に協力してもらいました。 笑顔が、とってもキュートです。
ご覧のように別嬪さんなんですが、彼女曰く、『私の心臓の中には、半分日本人の血が流れているから、日本人みたいな切れ長の目をしてるでしょ?』
私『・・・うっ・・うーん・・・日本人とは違うけど、、、そうだなー、ハーフに見えなくもないよ・・・』
アンナ『うん!』←満面の笑み*^^*
ちなみに、アンナは、生粋のイタリア人です。
でも、『私は半分日本人』が口癖で、あんまりむやみに否定しても・・・ と、思う私です。 ローマの大学の日本文学科を首席で卒業した、才媛でもあります。Brava!
来年の3月には、5年ぶりに日本を訪れるんだと、嬉しそうに話してくれました。
航空チケットももう買って、会社には有給の申請もしたそうです。
根回し、早いな~(笑)、ここら辺が日本人っぽい? 確かに、切れ長ではあります・・・
久しぶりの大好きな日本、楽しみだね、アンナ!